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布の収納アイディア

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Detail & Style 布の収納方法

スチロールカバーで丸巻き収納
生地を巻いた状態で収納すれば、シワも付かずにすっきり綺麗に布を保管できます。使うときも生地を全部広げる必要がないのでとても楽です。
スライダー付き収納バッグでコンパクト収納
スライダーを締め切る前に空気を抜くことで、省スペースでの収納が可能です。色別、サイズ別など、使いやすく分類しておけば取り出すのも簡単。生地だけでなく、こまごまとした副資材の収納にもおすすめ。

スチロールカバーを使った収納法

布を畳んだ状態で長く置くと、頑固な折りジワ、畳みジワが付いてしまいます。畳まずに収納するのは難しいし、毎回念入りにアイロンがけをするのも面倒。そこで、ホームセンターで買える凍結防止防止用のスチロールカバーを使えば、シワを防いで省スペースで収納できます。

スチロールカバーの太さは何種類かありますが、私が使っているのは直径4cm位のもの。写真のように、切れ目が入っていて、グイっと広げても大丈夫な商品です。長さが1mくらいあって、値段も数百円。半折りにしない状態の生地は長いまま、半折りの生地用にはカッターで半分に切って使います。

写真は半折りにしたリバティ生地です。生地の端をスチロールカバーの切れ目に入れます。なるべくシワが寄らないように、丁寧に生地を巻いていきます。

これは1mくらいなので楽に巻けますが、長くなると後半はシワが寄ってきますので、長い生地は半折りにせず、丁寧にアイロンを掛けて長いまま巻くか、下の方法で巻いてください。

長めの生地を半折りにして巻く

長めの生地を半折りにして巻きたいときは、布を巻く時にもう一本挟んで巻きます。緩まないように引き締めながら巻いてください。幅がある分、布にシワが寄らないのでおすすめです。

写真は3mの半折り生地を真ん中から畳み、1.5mの長さで巻いたものです。使うたびに巻き直す手間はありますが、よりシワが寄らず綺麗に巻けます。

短い生地を重ねて巻く

用尺が50cm以下の生地は、アイロンを掛けて折り目とシワを取った後、耳を切れ目に差し込んで巻いていきます。数枚一緒に巻くことも出来ますので、端を綺麗に揃えて切れ目に入れ、そのままくるくる巻いてください。

巻き終わった生地は、箱などに立てて収納します。写真は半折りの生地ですが、スペースがある場合は畳まず丸巻きのままがおすすめです。

スライダー付き収納バッグを使った収納

ハギレの収納には、スライダー付きの収納バッグがおすすめです。可愛い柄のものもありますが、私は見やすい透明のものを使っています。サイズもA4~A7と豊富で、100円ショップで購入できます。スライダーで開け閉めするので使いやすく、密封性があるので圧縮パックのように中の空気を抜けます。大きさや色の系統別にパックすると、目当ての生地を探しやすくて便利ですよ。

生地のほかにも、製作途中の材料をまとめて入れたり、副資材の収納にもおすすめです。A4サイズにはいろいろまとめて入れられるし、一番小さいA7の袋も、タグや細かい材料を入れるのに重宝しています。

区分けした生地は引き出しに入れています。雑に入れてもぐちゃぐちゃになる心配はないし、透明なので探しやすいですよ。

収納は日が当たらない場所で
生地は日の光で色あせてしまうので、生地の収納は引き出しの中やクローゼットなど、日光の当たらない場所にしましょう。どうしても表に出しておく場合は、遮光できる箱に入れたり、カバーをかけておくと色あせ防止になります。
折りジワ、畳みジワ
生地を通販で買うと、厚みが出ないようにきっちり畳んで送られてくることがあります。頑固な折りジワを取るのは難しいので、すぐにアイロンがけをして丸巻きすると安心です。