![](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-main-notx.jpg)
Contents
Detail & Style 布切替あり
- 裏地付きで作るレッスンバッグ。内側にはポケットをひとつ付けています。
- 布の切り替えでメリハリのあるデザインに、裏地を付けているので仕上がりも綺麗です。
- レシピと材料は、標準的な高さ30cm、幅39cm(袋口42cm、底幅39cm)、マチ3cmのサイズで説明します。
おすすめの素材
- 生地
- 通学用のバッグには、キルティングやオックス生地がおすすめです。表地は適度に厚みがあるものがバッグに適しています。レシピでは、表布は綿100%のオックス生地と薄手のデニム、裏布は綿100%の水玉模様の生地を使用しています。
- 持ち手
- カバンテープ(カラーテープ)の25~30mmのものが適しています。共布で持ち手を作成する際はあまり厚地でないものを。家庭用のミシンでは、重なった部分が厚くなりすぎると縫い目が飛んでしまったり、ミシンが進まなくなることもあります。
オックス 50cm / 518円
25mm幅 1.2m 各405円
1,620円【送料無料】
※商品の情報は掲載時のものです。
必要な布の計算方法
作りたいバッグの高さと幅を決めたら、表布、裏布それぞれ、下記の式または計算シートで必要な布の分量を計算してください。※マチなしの場合は0で計算。
![](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-size.png)
布に切替を付ける A + B = 高さ
![](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-saidan-c.png)
- 布 A
- 縦 = A +
4cm - 横 = 幅 + マチ +
3cm - 上記の寸法で2枚
- 布 B
- 縦 =( B × 2 ) + マチ +
2cm - 横 = 幅 + マチ +
3cm
柄に向きがない布
![](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-saidan-b.png)
- 寸法
- 縦 =( 高さ +
マチ/2 +3cm ) × 2 - 横 = 幅 + マチ +
3cm - ※マチなしの場合は0
持ち手の長さ
レッスンバッグなら40cmを目安に2本。用途によって長さを調整する。
レッスンバッグ計算シート
バッグの用尺を計算のための計算シートを用意しました。作りたい巾着袋の「幅」「高さ」「マチ」を決めたら、計算シートの各欄に数字を入れて用尺の計算をします。PDF形式での配布ですので印刷してご利用ください。
- 【禁止事項】
- × PDFファイルそのものを販売する。(修正も不可)
- × サイトに掲載されている写真・画像・文章を無断で使用し他所で公開する。
計算例
![](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-ab-lesson.png)
![schoolbag-type2-a-2](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-2.jpg)
- 寸法(持ち手含まず)
- 高さ30cm 幅39cm マチ3cm
- ( 幅は袋口が42cm、底の幅が39cm。)
- 切替の分量:A 9cm 、 B 21cm
- 材料
- 表布A:縦25cm × 横45cm 2枚
- 表布B:縦23cm × 横45cm 1枚
- 裏 布:縦69cm × 横45cm
- ポケット表:縦23cm × 横25cm 1枚
- ポケット裏:縦17cm × 横25cm 1枚
- 持ち手(カバンテープ): 40cm × 2本
- 表布B:縦23cm × 横45cm 1枚
※レシピでは持ち手を表布Bを使って作っています。
![schoolbag-type2-b-4](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-4.jpg)
![schoolbag-type2-b-5](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-5.jpg)
表布Aの上部3cm写真のように折ってアイロンを掛け、出来上がり線にします。表布Aと表布Bを中表にして重ね、縫い代1cmで接ぎ合わせます。
![schoolbag-type2-b-6](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-6.jpg)
![schoolbag-type2-b-7](http://nunotoiro.net/sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-7.jpg)
縫い代を表布B側に倒しアイロンを掛け、表から押さえのステッチを入れます。作例はデザインで2本ステッチを入れていますが、1本でも大丈夫です。
裁断例
AとBの布の配分は目安です。今回用意した布は、約7.5cmで柄がリピートしているので、柄が切れないようにカットし、残りを無地の布にして縦の用尺を調整しています。AとBを縫い代1cmで接ぎ合わせ、縫い合わせ後のサイズが裏布と同じになるようにしてください。
無地の部分に使ったデニム生地が薄手だったので、持ち手も共布で作っています。レッスンバッグ、シューズバッグ、巾着リュックの3点を作るため、柄合わせも考慮して、布A100cm、布B50cm、裏布100cmを準備しました。(布幅110cm)柄合わせを考慮せずに作る際の一例として、裁断の参考例を準備しましたので、そちらも合わせてご覧ください。
レッスンバッグのポケットの大きさに決まりはありません。裁断例には含んでいませんので、生地は余裕を持ってご準備ください。
How to make 作り方図解 寸法:高さ30cm 幅39cm マチ3cm
![schoolbag-type2-a-3](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-3.png)
1.接ぎ合わせた表布と裏布が同じ大きさであることを確認します。表布は上下の折り返し部分を広げた状態です。※ポケットのサイズは一例です。
![schoolbag-type2-a-4](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-4.jpg)
![schoolbag-type2-a-5](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-5.jpg)
![schoolbag-type2-a-6](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-6.jpg)
2.まず先にポケットをつくります。ポケットを付けない場合この工程は省略してください。縦の辺を1cm折り返してアイロンで押さえます。折った部分を広げて、表布と裏布を中表に重ね、縫い代1cmで縫います。縫った箇所を割ってアイロンで押さえます。
![schoolbag-type2-a-7](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-7.jpg)
![schoolbag-type2-a-8](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-8.jpg)
![schoolbag-type2-a-9](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-9.jpg)
3.反対側も同様に縫い代1cmで縫います。布をひっくり返して外表にし、先に折っておいた1cmの線で脇の布を畳み、表布の幅が1.5cmずつになるよう調整してアイロンで形を整えます。ポケットの上部にだけ、上から1cmの位置にステッチを入れます。
![schoolbag-type2-a-10-img](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-10.png)
![schoolbag-type2-a-11](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-11.jpg)
![schoolbag-type2-a-12](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-12.jpg)
4.上の図のように、ポケットを裏布の上に置き、ミシンで縫いつけます。最初と最後は返し縫い。布が薄手の場合は、ポケット付け位置に当たる箇所の裏に中厚の接着芯を貼ります。
![schoolbag-type2-a-13](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-13.jpg)
5.持ち手を表地に縫いつけます。上から1cm位の位置にミシンで縫い止めてください。(2本)
![schoolbag-type2-a-14](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-14.png)
![schoolbag-type2-a-15](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-15.jpg)
6.表布と裏布を中表に重ね、上の図のように3cmの位置を縫います。縫い代を割ってアイロンをかけます。
![schoolbag-type2-a-16](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-16.png)
![schoolbag-type2-a-17](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-17.jpg)
7.先ほど縫った縫い目をきっちりと合せ、返し口を開けて脇を縫います。縫い代を割って、本体側に倒しアイロンをかけます。布を接ぎ合わせた場合には、底を片側に倒します。
![schoolbag-type2-b-17](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-17.jpg)
![schoolbag-type2-b-18](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-18.jpg)
8.表布、裏布ともに底の両脇にマチを作ります。袋口から手を入れて、脇の縫代と中心が重なるように合わせ、直角三角形作ります。
![schoolbag-type2-a-18](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-18.jpg)
![schoolbag-type2-b-20](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-20.jpg)
![schoolbag-type2-a-19](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-19.jpg)
9.マチの縫い線をチャコペンやシャープペンで引き、同じ辺にあるマチ同士を重ね、ぴったりと合わせてマチ針で留めます。マチのラインをミシンでしっかり縫います。その上部3mmぐらいの位置をもう一度縫っておきます。
![schoolbag-type2-a-20](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-20.jpg)
![schoolbag-type2-a-21](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-21.jpg)
![schoolbag-type2-a-22](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-22.jpg)
10.返し口から布を引き出して表に返し、アイロンで形を整えます。
![schoolbag-type2-a-23](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-23.jpg)
![schoolbag-type2-a-24](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-24.jpg)
11.ミシンのガイドに端を合わせ、袋口から2cmの位置を一周縫います。持ち手の箇所は厚みがありますので、ゆっくりと縫ってください。
![schoolbag-type2-b-26](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-b-26.jpg)
12.最後に返し口を綴じます。布をはしごのように左右にすくって縫いとめるラダーステッチにすると閉じた箇所が目立ちません。
![schoolbag-type2-a-25](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-25.jpg)
![schoolbag-type2-a-26](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-26.jpg)
![schoolbag-type2-a-27](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-27.jpg)
![schoolbag-type2-a-28](../sewing-tutorials/school/schoolbag-type2-a-28.jpg)
【参考】オックス生地 しろくまライダー バナナ、薄手デニム ブラック、20シーチングドットプリント メドーグリーン。
おすすめの生地店
Colorful Textile Market
雑貨にもぴったりなテキスタイルのお店。リボン、レース、動物、恐竜などなど、メニューが柄ごとに分かれていて、お目当ての生地を探すときに便利です。通園・通学グッズにぴったりな生地が豊富にあり、色合いも子供向けなのでおすすめです。
アットホビー@スタイリストゴトウ
無地からキャラクターものまで、入園・入学用にもぴったりな生地が豊富なお店。レースやリボン、コード類なども充実していて、メール便と定型外郵便での発送もあるので少量の購入の場合にうれしい