ソーイング豆知識

ミシン縫いに役立つ小道具

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Contents

Detail & Style ちょっとした小道具でミシン縫いが楽になる

  • ミシンで縫うときに役立つ小道具の紹介です。
  • 特別な専門の道具ではなく、ホームセンターや100円ショップなどで手に入るものばかりです。

短い距離をまっすぐ縫いたい時

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これはベルト芯を10cmくらいに切ったもので、これはバッグのタック部分とか、とにかく短い距離でまっすぐ縫いたい時に定規がわりに使います。ベルト芯である必要はないのですが、表面がザラザラの効果で布に置いた時にずれないですし、たまたま手元にあったのを使ったら便利で、それ以来使い続けてます。私は「まっすぐさん」と名前を付けて呼んでいます。洋裁をする人は、目の細かいサンドペーパーを使うというのを聞いたことがありますが、もう何年もこれで事足りているので不自由していません。

厚みのある布を縫う時のスタート時に

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こちらはないと作業が進まなくなるほど頻繁に使う「段差くん」。ボール紙を3枚重ねて、マスキングテープで留めただけの道具です。

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写真のような箇所を縫うとき、布が厚いと押さえが斜めになってしまい、ミシンが進みません。そこでこの「段差くん」を押さえのお尻の方に挟み、押さえを水平にしてあげると、こんな箇所もすいすい縫えます。主にペンケースのパイピング布を縫うときに使うんですが、これがないとミシンが進まないので必須アイテムです。

正直、まっすぐさんはなくてもあんまり困らないんですが、段差くんが行方不明だと大変です。この厚みのほか、2mm位のものもよく使い、こちらは厚めの生地のスタート時に押えの後ろに入れて使ってます。

いろいろ使える黄色のマステ

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もうひとつおまけで、ぜんぜん可愛くない黄色のマステ。ホームセンターで100円しないで売っているものなんですが、これも便利なんですよ。例えば、つやつやビニコのつやつやを上にして縫うときに、押さえの下面に貼れば糸飛びせずに縫うことができます。普通はテフロン押さえで縫うんですが、ファスナー横とか、片押えを使いたい場合はこの方法。あとは、返し口を開けて縫うときとか、縫い止めたい場所に目印がわりに貼ったりして使います。

普通の可愛いマステでもいいんですが、こちらは安いですし、黄色は目立つ色なので、柄のある布でもわかりやすいのでおすすめです。黄色い布のときは違う色でどうぞ。

※この記事は、過去のブログ記事を再編集したものです。