小さなレシピ集

リバティ50cmで作れるギャザートート 無料型紙ダウンロード

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Contents

Detail & Style ギャザーたっぷりのトートバッグ

  • ふんわりとしたフォルムのトートバッグ、ギャザーとタックで、たっぷりとした容量のバッグです。
  • サイズはMとL、型紙は下記のリンクよりダウンロード出来ます。

材料

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寸法 持ち手含まず
Lサイズ:縦34cm、横36cm、袋口30cm
Mサイズ:縦28cm、横36cm、袋口30cm
生地
表布:110cm幅の国産リバティ 50cm
裏布:90cm以上のコットンなど 50cm
副資材
薄手の接着芯:幅110cm 50cm
スナップボタン:1個(省略可)
キルト芯:33cm × 6cm 2枚(省略可)

サイト利用について

たくさんの方にご利用頂けるよう作り方を公開しています。ただし作り方に関しては専門的なものではなく、独自のものでありますことをご了承のうえご使用下さい。尚、作り方についていかなるクレームにも責任は負いませんので、ご利用は自己責任でお願いします。

【禁止事項】
× PDFファイルそのものを販売する。(修正も不可)
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ご利用の際には上記の内容を必ずお守り下さい。

PDFファイルの使い方

上記の利用規約に同意した上、PDF形式の無料型紙をパソコン上で開いて保存して下さい。印刷は100%の縮尺率ですること。型紙には縫い代が含まれています。持ち手、ポケット、ポケット飾りの型紙はありません。

お使いのパソコンにもよりますが、インターネット上で開いた状態で印刷しますと、ラインに欠けが生じる現象がありますので、一度保存してから開いて下さい。

ギャザートート型紙

(2011年6月公開:個人での使用に限り商用利用可。)

布の裁断例と下準備

外袋 国産リバティ 50cm

型紙は縦の合計が50cmちょうどになるように作ってありますので、布に余裕がないときには本体のパターンを少し小さくするなどして調整してください。(ダウンロード型紙に指示あり。)持ち手はバッグの大きさや好みによって長さを調整してください。

内袋 薄手のコットンなど(無地・ドット柄・ストライプ)

布に柄がある場合などは、ポケット飾りを付ける必要はありません。またポケットは省略することも出来ます。

接着芯を貼る

接着芯の幅は90cm~100cmのものが多いようです。用意した接着芯の幅が狭い場合、3つのパーツに分けて貼ってみてください。幅が110cmのものを準備した場合でも、一度に全面に貼るのは、慣れていないと難しいので、左図のように布を分割して貼る方法がおすすめです。

How to make 作り方図解

「接着芯の貼り方、選び方」「ポケットの作り方」「持ち手の作り方」「ギャザーの寄せ方」については”Sewing Tips”にて詳しく説明しています。

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1.内袋を作ります。タック位置にはノッチまたは印を付け、畳んでアイロンで押さえます。洋服のタックと違い先端が角になりませんので、タック止まりまでを往復してミシンをかけます。上下7箇所タックを縫ったら、すべて左側に倒してアイロンで押さえます。

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2.1枚目が裏から見た図、2枚目が表から見た図になります。

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3.バッグの口布と本体を中表に重ね、合印を合わせて、縫代1cmで縫い合わせます。一方にはポケットを付けます。本体にポケットを重ね、ずれないようにしつけをかけるか、荒ミシンをかけ、同様に口布と縫い合わせます。

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4.1枚目がポケットなし、2枚目がポケットありの図。

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5.2枚を縫い合わせます。サイドがずれないようにしつけで固定するか、両面接着芯で貼り付けます。底のタックは互い違いに交差するように重ね、返し口は玉止めをしないでしつけをかけておきます。

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6.2枚を中表にし、返し口を10cmほど開けて縫い合わせます。端はジグザグミシンやロック処理をし、縫代をアイロンで倒しておきます。(写真は3点縫い)スナップボタン付け位置に、当て布をするか、接着芯を重ね貼りし、スナップボタンを縫い付けます。袋口にスナップボタンをつけない場合、この時点で縫代を袋口側に倒して押さえのステッチを入れてください。

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7.外袋を作ります。バッグの口布にキルト綿を貼ります。ギャザー寄せ位置に合う分量のギャザーを寄せます。ギャザー寄せが苦手な場合、外袋はタック止まりまでのミシンをかけず、畳んで縫うと可愛いバッグになります。

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8.ギャザーをつぶさないように、縫代部分にのみアイロンを当てます。バッグの口布と本体を中表に重ね、ギャザーの部分を荒ミシンをかけて固定した後、1cmの縫代で縫います。

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9.バッグ底のタックを縫い、すべて左側に倒してアイロンで押さえます。2枚を中表に重ね、サイドはずれないようにしつけで固定するか、両面接着芯で貼り付けます。底のタックは互い違いに交差するように重ね、縫代1cmで縫い合わせます。端はジグザグミシンやロック処理をし、縫代をアイロンで倒します。(写真は3点縫い)

袋口にスナップボタンをつけない場合、この時点で縫代を袋口側に倒して押さえのステッチを入れてください。
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10.持ち手をつけます。端から6cm開け、好みの長さで調整し、ミシンで仮止めをします。外袋と中袋の縫代が重ならないように中表して重ね、バック口をきっちり合わせて、1cmの縫代で縫います。返し口から表に返し、バック口をアイロンで整えます。

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11.スナップボタンは開閉する時に少々力が要るので、布の負荷軽減に、バッグの口布の上下にステッチを入れます。外袋と内袋を重ねて縫うことになるので、ずれないように表と裏をきっちり合わせ、しつけをかけてから縫って下さい。

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12.左が表、右が裏、ステッチが同じ位置に入ると理想的です。

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13.返し口をラダーステッチ(コの字閉じ)で閉じ、最後にしつけ糸を抜いて完成です。

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【参考】LIBERTY Fabric Small Susanna

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