カナディアンスモッキングの手法で、Lattice(ラティス)という柄を作りました。まるで紐を編んだような格子柄、これも布一枚から出来るんですよ。
Lattice(ラティス)の図案です。交互に斜め、斜めを繰り返し、必要な分だけマスを増やします。一番外側のマスは縫い代です。
スモッキングは生地の裏にマス目を書き、裏を見ながら縫い縮めていきます。斜めの部分を縫い縮めたら、糸を留めて切ります。これを繰り返すだけなので、模様が複雑に見えても作業はとっても簡単なんですよ。
この柄なら、生地はスモッキングした部分が半分の長さになると考えてください。スモッキングは布をたくさん使います。大きめの生地を用意しても、完成サイズが小さくてびっくりしますよ。あと布端を畳むのが案外難しい。ポーチなどにするのは、布の計算とか、布の流れを考えないといけないのでちょっと技術を要します。クッションはある程度まとめたら仮縫いして、真四角になるように切ってしまいます。角の所がなかなか難解です……。
黒の糸で作ったタッセルを付けました。タッセルをまとめるところの糸だけ銀色にしたけど、案外目立たなかった。ちょっとだけきらめきます★
おすすめの本
カナディアンスモッキングについて少しだけ書いてあります。スモッキングを含めて、手芸全般の技法がいろいろ紹介されていて面白かったです。私が「カナディアンスモッキング」と呼んでいるものは「レリーフワーク」という名前で紹介されていて、本当の名前はどちらなのかな?日本語で詳しく書いてある書籍がないのか、日本での呼び名が違うのか。私も知りたいところです。